スポーツタイムマシンとは?


スポーツタイムマシンとは

イラスト 納口龍司


「スポーツタイムマシン」は、スクリーンに映し出される昔の記録と実際に「かけっこ」できる装置です。

自分の記録だけではなく、家族や友達、動物の記録に挑戦することができます。毎回記録は記憶され更新されてゆきます。

この装置でスポーツを通して、過去・現在・未来を横断した継続的な身体コミュニケーションを提供します。

このタイムマシンをみんなで作り、長い期間大切に運営していくプロジェクトです。




プロジェクトの成り立ち


2013年、山口情報芸術センター[YCAM]の10周年記念事業内で公募に安藤と犬飼が企画を応募し、入選したことをきかっけにプロジェクトがはじまります。公募のテーマは「メディアによるこれからの生き方/暮らし方の提案」です。

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まずは2013年7月6日~9月1日と11月1日?12月1日に山口市内で開催される「YCAM10周年記念祭」、山口市の皆さんに体験、理解していただくことからはじまります。

100年間山口の市民に愛されて使われ続ける道具になることがこのプロジェクトの目標です。



発案者


犬飼博士(いぬかいひろし) — 1970年愛知県生まれ。ゲーム監督、eスポーツプロデューサー。映画監督山本政志に師事したのちゲーム監督に転身。人と人がつながるコミュニケーションツールとしてのビデオゲームにこだわり対戦型ゲームだけを制作。コンピュターゲームのオリンピックとも言えるWCGやCPLの日本予選を主催し世界大会に参加。近年はIT(ゲーム)とスポーツの間に生まれた情報社会のスポーツ「eスポーツ」や、空間情報科学をテーマとした展示「アナグラのうた 消えた博士と残された装置」(2011日本科学未来館)など、小さなビデオ画面だけに収まらないフィジカルな作品を制作している。




安藤僚子(あんどうりょうこ) — 1976年東京都生まれ山形育ち。インテリアデザイナー。ファッションや飲食のショップデザインを中心にエキシビションスペースの制作、ショップディスプレイ、ブランドのCI・VI、パッケージのディレクションなどをおこなう。ハンドメイドで遊び心のあるデザインを得意とし、インスタレーションの制作、D.I.Y.ワークショップ、和歌山のおばあさんと花を編んで販売する活動(ハナアミ)など、デザインやアイデアを生活に活かすための活動も行っている。

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