こんにちは。はじめまして、みかげです。
ぼくがスポーツタイムマシンで担当したのは、会場で走った記録をインターネットにアップロードしておいて、WEBで検索していつでも見られるようにすること。
・・・なのですが、この機能、あまり利用されていません。
WEBでデータが見られることが知られてなかったり、名前が合わなくてログインできなかったり、データの見つけ方が分からなかったり、、です。
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2013年春、犬飼さんと安藤さんが山口にやってきてスポーツタイムマシンを作るときにこう言いました。
「スポーツタイムマシンを100年残します」
「みんなが使える道具にします」
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スポーツタイムマシンはまだみんなが使える道具になっていません。
このままでは100年残せません。
だから、スポーツタイムマシンをみんなが使える道具にするためにハッカソンをすることにしました。
スポーツタイムマシンに必要なパソコンを誰でもセットアップできるようにしたり、
記録カードを画像化してスマートフォンで探せるようにしたり、
自分の記録データをスマートフォンで再生できたり、
複数会場でスポーツタイムマシンを同時開催して別の会場の選手とすぐに走れるようにしたり、
それから、スポーツタイムマシンを開催したい人が、開催するまでのやりとりをスムーズに進められるようにすることも。
少しずつ、道具にしていきましょう。
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さて、エンジニアチームは今回のハッカソンでは記録データの軽量化と、ブラウザ上で記録データを再生できるようにすることに取り組みました。
1回の記録データはだいたいこのくらいのサイズです。
・画像 500kB×12枚
・3D OBJデータ 30MB×2個
・動画データ 200MB×1個
このデータを再生するたびに送り出すと転送量が多くなってサーバー側もクライアント側も大変です。
そこでPCでの再生時は1/10、スマホでの再生時は1/100のデータ量にすることを目標にしました。
1/10にするのは、キネクトでキャプチャされた点を間引くことで、それほど見栄えを損なわずに達成できそうでした。
1/100まで点を間引くと、まばらになりすぎて見づらいことがわかりました。
これは例えばGIFアニメにしてしまうなど、別の発想が要りそうです。
Facebookに動画をアップするとGIFアニメに変換してくれるそうで、ソーシャル連携するついでにこれを利用してはどうか、というアイデアも出ました。
また、ブラウザ上での3Dオブジェクトの再生はthree.jsというライブラリを使うとできることが分かりました。
そんなこんなで作ってみたのがこちら。
3Dオブジェクトを「見る」ボタンが追加されました。
僕の記録だとこうなります → http://www.sptmy.net/r/G00000P46PZ
マウスで角度を変えたりできます。ただ回るだけなので、カッコ良くしたいですね。
PCからもスマホからも見ることができます。
データの軽量化のコードはまだ入っていなくて、データが30MBくらいあるのでスマートフォンで見る場合はデータ転送量に注意して下さい。
動画データの軽量化はぐんそーくんが取り組んでくれています。こちらも近くブラウザで見られるようになる予定です。楽しみですね。
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次回のハッカソンは1月9日(土)を予定しています。
スマートフォンで自分の記録を簡単にさがせるようにしようと思います。
ハッカソンに興味がある方、見てみたい方は遊びに来て下さいね!
今回飛び入りで参加してくれたまさきさん、塩ちゃん、さえきさん、どうもありがとう!
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