安藤です。今日、考えた事を書きます。私と犬飼さんの2人で始めたプロジェクトですが、実は2人はかなり考え方が違うタイプであること。
アーティストは社会に問題を提議し、デザイナーは社会の問題を解決するとよく言われる。職能が違うと言うか、考え方のアプローチが全く違う。
私と犬飼さんもそうで、2人の考え方は違うことが多いです。
犬飼さんは、スポーツタイムマシンという新しいスポーツのあり方を山口の人にインストールできれば、後は本来は山口の人達でこのマシンを作るのが良いと言う。私はあくまでも作ることにこだわっていて、私たちで考えて真剣に作ったものを山口の人たちに体験してもらって、初めて何かを伝えられるのだろうと思っている。
この2人の禅問答のような膨大な話し合いの先にどういうタイムマシンが生まれるのか!?
しかし、今回はYCAMから依頼されて作品をつくるという受託仕事ではない。私もアーティストとして自覚を持たないといけません。
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